北京、というか中国を代表するBMXショップ「Black Party」の紹介です。
正式名称は「IBMX × Black Party」、上海のBMXショップのIBMXと提携関係にあります。
北京の市街地のほぼ真ん中に所在し、住所は「北京市东城区交道口南大兴胡同83号」です。
南北に走る「交道口南大街」から、東西に走る「大兴胡同」という狭い道に入ってすぐ左側にあります。
地下鉄で行くなら、6・8号線の「南锣鼓巷」駅や同5号線の「北新桥」駅・「张自忠路」駅から歩いて15分程度です。
「南锣鼓巷」は原宿の竹下通りのような通りで、買い物をしたりご飯を食べたりするのに良い所なので、そこを通って行くと楽しいかもしれません。
タクシーで行くなら、「交道口南大街・大兴胡同」と書いた紙を見せれば良いでしょう。
Google Mapで「北京 大兴胡同」と検索すると、地図が見られるので、そちらも参照して下さい。
「大兴胡同」の「胡同」とは、昔ながらの北京の街並みの細い路地のことです。
近年の再開発でだいぶ姿を消してしまいましたが、一部の地区では保存され、人々が生活を営み続けています。
Black Partyの付近一帯はこの胡同が多く残された地区で、現地人の日常生活が感じられる場所となっています。
店の向かいにある公衆便所も北京式、個室にドアがありません(笑)
店舗は胡同の一家屋を改造して作られています。
レンガが新しそうなので、比較的最近建て直されたものなのかもしれません。
日本で言ったら、再建古民家といった感じでしょうか。
北京では、元は住居だった胡同で、若者向けのお店やお洒落な飲食店を開くことが流行しています。
ちなみに、店の入口の右側で両手を挙げているのが齢30歳の店長、陈博文(Chen Bowen・ボーウェン)です。
店内は綺麗に整理されており、完成車からパーツ、アパレルまで、なかなか充実の品揃えです。
スペーサー類など細かい部品も常備しているので、北京でマシントラブルにあっても、ここに来ればすぐに解決してくれるでしょう。
広い国土の中国では、自分が住んでいる町に欲しいものを売っている店がないことも多く、ウェブで買い物をすることが主流になりつつあります。
BMX業界にもその流れがきていて、多くのライダーがウェブで完成車やフレーム・パーツなどを購入しており、中には、自宅の近くに実店舗を構えるショップがあっても、品揃えが豊富なウェブショップを利用するライダーもいるようです
また、一部の輸入代理店が自らウェブショップを開き、各地のショップに商品を流さないこともあるようで、それも実店舗に買い物にいかないことを助長しているようです。
このような状況なので、中国ではBMXを売るために実店舗を構えても、相応の利益を出すことが難しくなってきいるようで、元々あった実店舗を畳み、ウェブでの営業のみになってしまったショップも出てきています。
そのような中で、実店舗を構え、北京ローカルの中心になっているBlack Party。
海を隔てた日本からですが、応援していきたいと思います!
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