2016年5月1日日曜日

バニーホップの練習方法 後編(60cm〜)

バニーホップの練習方法の後編です。
前編はこちら

【60〜90cm】

60cm位飛べるようになったら、それなりに綺麗な形でバニーホップができるようになっていました。
そこから先は、自転車に乗る時はとにかく色んな物をたくさん飛び越えて、時々計測器で自分の高さを確認するってのを繰り返してました。
何も無いただの平地でバニーホップをしても、なかなか高くならなかったので、とにかく何かを飛び越えていました。
また、高く飛んでもバランスを崩さないようにするため、パークのジャンプランプを飛び、高さに慣れるってのもしてました。



この時意識していたのは、フロントアップから膝を曲げるまでの時間をできるだけ短くすることです。
「飛ぶ・曲げる」の二動作ではなく、一動作で「飛びながら曲げる」って感じです。
高さがなかなか伸びない人は、自分がバニーホップをしてる動画を撮ってみてください。
たぶん自分で思っているよりも動作が遅く、落下し始めてから膝を曲げ(刺し)始めてしまっていると思います。
頂点で一番いい形の膝の曲げ方(刺し)になっていないと、高さが出ないと思います。

60cm飛べるようになってから2年位で90cmが飛べるようになりました。
それまでよりペースは落ちましたが、バニーホップに特化した練習をしなくても、自然に高くなっていきました。

【90cm〜】

90cmを飛べるようになったあたりで、バニーホップコンテストに出るようになり、高さを出したいという気持ちが強くなりました。
が、気持ちに反して、ここから先はなかなか高さが上がらなくなってしまいました。

あまりに高くならないので、意地になって、一人で乗る時はほとんどバニーホップしかしない日々が続きました。
その結果、半年ほどで時々95cmが飛べるようになりました。

この時に気をつけていたポイントは、
1 とにかく思いっきり踏み切る
2 真上ではなく、背中側に飛ぶ
3 足をできるだけ曲げて、尻の横にずらす
4 目標物を飛び越える瞬間にジャンプの頂点にいられるように、きちんとしたタイミングで飛ぶ
の4点です。

その後1年ほど全く成長せず、いくら練習しても1mが飛べない日々が続きました。
あまりに高さが変わらないので、技術的な問題ではなく、肉体的な問題だと思い、体のバネを鍛えるトレーニングをしてみたりもしました。
それが効を奏したのか、ある日突然100cm、そして105cmと飛べるようになりました。



2013年3月に駒沢で開かれたジャムで、初めて人前で1mを飛んだ時の映像です。
これでコツを掴んだのか、その後暫くは「1mなら何時でも飛べるよ!」といった感じになりました。

以上、二回にわたって自分がどうやってバニーホップを高くしていったか書いてみました。
ここに書いたのは、あくまで僕の体験談なので、これ通りやって高くなるかは分かりませんが、高さが出ずに悩んでいる方は参考にしてみてください。

あ、ちなみに今は1m飛べなくなっちゃってます。
たぶん老化が原因です(笑)

追記:2019年3月のKoastal Jamで1m飛んで優勝できました!36歳になっても1m飛べました!

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