2017年8月27日日曜日

KAPOK 【スケート・BMXショップ紹介】

中国広東省の省都(日本で言うところの県庁所在地)の広州のスケートボード・BMXショップ、「KAPOK(ケーポック)」を紹介します。

「KAPOK」は中国のBMXライダーのTaj Liangこと梁乐民(リャン・ルーミン)が開いたスケボー・BMXを取り扱うお店です。
住所は「广州市越秀区东川路白云一街7号103铺」で、地下鉄「烈士陵园」駅から歩いてすぐの位置に所在しています。



オーナーのリャン・ルーミンは中国で最初期にBMXに乗り始めたライダーで、全中国・香港のライダーたちのボスの一人。
大会やツアーを主催する一方、自身もそれに参加し、現役のレジェンドライダーとして、中国のBMX業界を引っ張っています。
僕にとっても「中国の兄貴」的な存在で、2017年2月に広州を訪れた際には、家に泊めさせてもらい、ご飯に連れて行ってもらい、スポットを案内してもらい、撮影をしてもらいと完全にお世話になりっぱなしになってしまいました。
ちなみに彼のあだ名のTajは、彼がTaj Mihelichの大ファンであることに由来しています。


Liang Lemin - Pegs (美骑网という中国の自転車サイトからの拾い画像)

そんなリャン・ルーミンがオーナーを勤めるスケート・BMXショップのKAPOK。
以前はかなり大きなテナントを借りていたのですが、淘宝(タオバオ)という通販ショップ(アマゾンの中国版的なお店)が隆盛を誇る中国のBMX・スケボー業界の流れには逆らえず、KAPOKも実店舗を小さなテナントに移し、淘宝内にショップをオープンしたようです。



この店内の写真を見ても分かる通り、実店舗はスケートを中心に展開しています。
以前はもっとBMX寄りだったようですが、中国のBMX業界で通販がメインになりつつあることや、欧米のプロスケーターとの繋がりが強くなってきたことにより、徐々にスケート寄りにシフトしてきたようです。
尚、店頭には出ていませんが、BMXの商品もきちんと在庫しているので、何か欲しいものがあったら、言えば出てきます。
また、アパレルもかなり多く扱っており、特にFTCの品揃えが充実していました。
ショップのオリジナルアパレルもなかなか豊富なので、ライダーやスケーターへの広州土産にオススメです。



お店は広州のライダー、スケーター、そして近所の子どもの溜まり場にもなっているので、広州に乗りに・滑りに来て、情報が欲しかったり、現地のライダー・スケーターと交流したかったりするなら、ここに来れば一発で解決します!

ちなみに広州は、どの路線を使うかにもよりますが、香港からだいたい電車で2時間くらい。
沖縄より南で一年中暖かく、現地人の人当たりは柔らかく、ご飯は広東料理の本場で美味しいものだらけ。
BMXではあまり知られていませんが、「東洋のバルセロナ」の異名を持つほどのスポット天国で、多くの有名欧米スケーターたちが撮影に訪れています。
中国の色々な都市に乗りに行っている僕ですが、「中国乗りに行くならオススメは?」と聞かれたら、真っ先に「広州!」と答える素晴らしい街です。

広州、そしてKAPOK、近いうちにまた行きたいなぁ。

2017年8月26日土曜日

Hirotsugu Yamashita 2017 Spring Summer EDIT

春先から撮りためていた映像をまとめた動画を、スポンサーのFlourish BMX ShopYoutubeアカウントからあげてもらいました。
ぜひご覧ください!



また、同時にバイクチェック動画もあげてもらったので、興味を持ってくれた方はそちらも是非!



今回の動画の撮影を本格的に開始したきっかけは、香港・中国本土の広州への旅行でした。
日中は基本的に仕事関係の用事を済ませていたので、自転車に乗れる時間はそれ程多くなかったのですが、それでもいくつかクリップが残せたので、「それなら帰国してちゃちゃっと追加のクリップ撮ってまとめてしまいましょう」といった感じでした。
が、帰国後は、乗れる時間が作れなかったり、撮影してくれる人が見つからなかったり、撮ってもらったのに自分がメイクできなかったりで、なかなか作業が進まず、途中イヤになって二ヶ月近くさぼったりも。
そんな中で、根気よく撮影に付き合ってくれた、中年ライダー仲間の忠くんとヒラシンくんには大感謝です!

次の目標はテールウィップの装備!ということで、引き続き、家庭・仕事と両立しながら、ライディングも頑張っていきたいと思います。
子どもから手足口病うつされて、暫く乗れなさそうですが…(笑)

2017年6月10日土曜日

東京五輪にBMXパーク

BMXのパークが、東京オリンピックの競技種目に採用されることが正式に決まりました。



FISEのワールドシリーズのランキング上位者から出場選手が選ばれるのでしょうかね。



FISE、先日のフランスのモンテペリエで行われていた大会も大盛況だったようですし、すっかりX GAMESと並ぶ代表的な大会に成長しましたね。
アジア圏では毎年中国四川省の成都で秋に開催されており、一昨年の大会には日本人のライダーも参加しておりました。
パークのプロクラスだけではなく、ストリートクラスやアマチュアクラスなどもあり、中国側の主催者から、毎年出ないか誘ってもらっているので、今年は行ってみたい気もしますが、おそらく仕事で無理ですね…。

もし本当にFISEの上位ランカーからオリンピック参加者が選ばれるなら、世界一を目指すライダー達はFISE転戦が必須になりますね。
かなり大きなスポンサーを獲得しないと金銭的に厳しそうですが、日本人のパークライダー達にも頑張ってもらいたいです!

2017年6月1日木曜日

Canon EF8-15mm F4L Fisheye USM

写真にしろ動画にしろBMXのライディングを撮るには必須とも言えるフィッシュアイレンズ。
今まではSIGMAの10mm F2.8 EX DC FISHEYE HSMを使用していました。
明るいし写りもそこそこ良いしで、それなりに気に入っていたのですが、使っていないレンズを整理したら結構な金額になったので、当該レンズも売り払い、Canon純正のフィッシュアイレンズ「EF8-15mm F4L Fisheye USM」に買い換えてみました。



開放で撮りすぎて左右がボケちゃってますが外観です。
Lレンズだけあって高級感があり、カメラに装着すると気分が上がります。
SIGMAのフィッシュアイより一回り大きいですが、持ち運び・操作が億劫になる程は大きくありません。

で、肝心の写りですが、一言で言うと素晴らしいです。


Hirotsugu Yamashita - Icepick grind
Camera:Canon80D Tv:1/125 Av:F4 ISO:400 焦点距離:10mm

SIGMAのものと比較して、オートフォーカスが速いので撮っていて気持ちがよく、また出てくる写真も明らかに解像度が高い綺麗なものです。
開放F値がSIGMAの2.8に対して、4.0と負けていますが、そこまで開放にして撮ることはほとんどなかったので、それも問題なさそうです。
また、僕はカメラがAPS-C機の80Dなので、画角を変えて広角レンズ的な使い方もでき、仕事や旅行で写真を撮る際にレンズを変える頻度が減りそうです。

と、写真だけ考えると良い点しか見つからないのですが、動画に関してはSIGMAの方が使い勝手が上でした。
夜中に暗いところで、絞りをできるだけ開放にして撮影することの多いBMXの動画。
開放F値が小さければ小さいほど、ノイズが少ない映像が簡単に撮れます。
これに関しては、暫くは、撮影時にライトを増やして、そのライトの電池を小まめに変えることで対応するしかなさそうです。
まぁ、高感度に強いフルサイズ機を使えば一発で解決できるので、6D Mark2が本当に発売されたら、その時にどうするか悩んでみたいと思います。
5D Mark4買うお金はないしなぁ…。
ちなみに、昼間や夜でも明るい場所で撮影するなら何の問題もなく綺麗な映像が撮れるので、問題となるのは夜中の暗所での撮影のみであることを一応述べておきます。

以上Canon EF8-15mm F4L Fisheye USMのファーストインプレッションでした。
少し頑張って買った、かなり良さそうなレンズなので、これからガンガン使い倒していきたいと思います。

2017年5月29日月曜日

台湾ライダーAllen Liu来日

台湾の台中を拠点に活動しているライダーで、90Eastの東アジアにおける代理店業を営んでいるAllen Liuこと劉智偉が来日。
元々の知り合いではなかったのですが、共通の友人が多く名前を聞いたことがあったので、来日前に連絡をとり、来日後には何度か一緒に行動し、友だちになることができました。


Allen Liu - Switch feeble grind

Allenは90年生まれの27歳。
アメリカ東海岸風のグラインドを主体としたライディングスタイルのライダーです。
数年前には本場のボストンに数ヶ月滞在して、現地のライダー達と深く交流。
その際にLino Gonzalezから東アジアでも90Eastの商品を売りたいと相談され、代理店業を始めたようです。


Allen Liu - Smith grind

今回は三度目の来日。
一度目は出張(本業は自転車のパーツ製造を行っている会社の社員)、二度目は観光がメインでBMXに乗る時間があまりとれず、今回が初めてのBMXメインの日本旅行とのこと。
以前の来日時に知り合いになっていたW baseのライダーのプッチーの家を拠点に、都心のライダー達とのライディングを目一杯楽しむことができたようです。


Allen Liu - Feeble hard180

また、我らがFlourish BMX Shopにも来店してくれ、そこから横浜方面に乗りに行くこともできました。
180cmの長身を生かしたダイナミックなライディングは、一緒に乗っていると気分があがります。
また、気さくな人柄と自在な英語で、初対面のライダー達ともすぐに打ち解けていました。

本日台湾に帰ってしまうようですが、また来日する予定もあるようですし、更にこちらから台湾に行くこともありそうなので、今後とも交流を続けていくことができそうです。

2017年4月21日金曜日

180 barspin コツ

日本語では「180バースピン」・「180バー」、英語では「one bar」などとも呼ばれる「180 barspin」。
横に半回転しながら=180、ハンドルバーを一回転=barspin → フェイキー → ターンして前を向いたらメイク、という技です。

フェイキーが苦手で180があまり好きでないことから、真面目には練習していなかったのですが、気が向いた時に数回やってみるってのをしていて、昨年の10月頃から結構いい頻度でフェイキーには入っていました。
が、フェイキー・ターンが下手すぎて、その後半年経っても一度もメイクできていませんでした。
それが先週末の日曜日、2017年4月16日18時頃、駒沢のパーク横でお試しで何回かやってみたら、結構あっさりメイクできてしまいました。
(記念日ということで、日時場所を詳しくメモメモ!)

せっかく出来たので、出来る技にしようと、何度か練習して、出来たり出来なかったりして気がついたコツは、

× 180しながらバースピン
○ バースピンしながら180

ということです。
主に意識するのは、きちんとバー空中キャッチのバースピンをすることで、180はおまけでする位。
そのような感覚でやってみると、体が後ろに行き過ぎてバーがキャッチできなかったり、左右のバランスを崩して足が離れたりといった失敗をあまりせず、メイク率が格段にあがりました。
180は普段より着地を少し丁寧にする程度の注意を払えば大丈夫そうです。
Flourish BMX Shopの180バーのHow toに「飛び出した後は180のことは考えずバイクの真上をキープします。」と書いてある意味がやっと分かりました。
練習する時も「お試しで180 → 180バー」ではなく、「お試しでバー → 180バー」といった順番で練習すると良さそうです。

以上、「コツ」などと大袈裟なタイトルの割に大したことはいっていませんが、

バースピンしながら180(大事なことなのでもう一度、笑)

というのは、今まで180バーを練習していて誰にも言われたことがなかったので、備忘も兼ねて記事にしてみました。
180バー、出来てみると何故か普通のバーより怖くない(でも難しい)ので、ガンガン練習して、360程度には気軽に出来る技にしていきたいです。
あ、てーるうぃっp(ry。

【5/25追記】
初メークから一ヶ月経ちましたが、簡単にできる日がある一方で、全くできない日もあるといった感じで、かなり波があって、安定してできるようになっていません。
その中で気がついたことは、できていない時は、180の回転で上半身がきちんと先行して回っていないということです。
レベルの違う話ですが、海彦曰くトラックドライバーできない時もそんな感じらしいので、回転系とバーを組み合わせるときは、きちんと上半身先行して回転するってのが、結構大事なポイントみたいです。
ということで、今後はこの点も注意してみたいと思います。
まぁ注意しようと思っても、調子が悪いと体が動いてくれないんですけどね。

2017年4月4日火曜日

James Meliota at Pyramid of Honkong

前回の記事で更新していくと宣言していたのに、全く更新してませんでしたが、三月半ばまでは自転車にはぼちぼち乗っていました。

二月の末から三月の頭にかけて香港に行き、現地のライダーや海彦、90eastのJamesやAccentのJoshたちと一緒に乗ったり、その旅行中に中国本土の広州に行って、中国のレジェンドライダーの梁楽民と行動したりと、色々とネタはたまっているのですが、写真の整理が全くできていなくて、記事にできず…。
ブログの更新の方法を忘れてしまいそうなので、取り急ぎJamesの写真を一枚上げておきます。


James Meliota at Pyramid of Honkong

三月下旬から公私ともに忙しくなり、なかなか自転車に乗れず。
それでもテールウィップチャレンジは成功させたいと、三月最後の三日間は少し無理して予定を空けていたのに風邪でダウン。
一年間でゼロから練習を始め、テールウィップを成功させるというチャレンジも失敗に終わってしまいました。
という感じで、昨年度をいまいちスッキリと終えることができませんでしたが、今年度も仕事・家庭とバランスを取りながら乗り続けていきたいと思います。
目標はテールウィップの装備!