Woodward北京(Woodward Beijing)に関する記事の第二弾は、行き方・帰り方の紹介です。
≪行き方≫
前の記事にも書いたとおり、Woodward北京は、北京南郊の大兴区(大興区)の農村地帯に作られた北京星明湖度假村というリゾートセンターの中にあります。
ホームページ等には、地下鉄に乗ってバスに乗り換えて行く方法が紹介されていますが、セキュリティーが厳しく混雑していることが多い北京の地下鉄にBMXを乗せられない可能性があり、また乗り換えも大変なので、市街地から直接タクシーで行くのが良いでしょう。
が、このリゾートセンターを知っているタクシー運転手はほとんど居ないので、どうやって行くか説明する必要があります。
ちなみに自分たちが行った時は、運転手にWoodwardに電話をかけてもらい、道を聞いてもらいましたが、事前に地図を書いたメモを作り、それを見せた方がスムーズに行けると思います。
ということで、下がそのメモの見本です。
地図の上に、「大兴区の北京星明湖度假村の中にあるWoodward北京(電話番号:010-89232289)まで行って下さい。」と書いてあります。
この画像を印刷して持っていき、タクシーの運転手に見せれば、連れて行ってもらえると思います。
どこでタクシーを拾うかや道路の混み具合にもよりますが、時間は1時間くらいかかって、値段は200元(3350円くらい)強になります。
北京のタクシーは、メーターの表示額に加えて燃油代1元を別途払うルールがあるのと、片道15km以上乗ると料金が1.5倍になる(こちらはメーターに表示されることが多い)というルールがあるので、「ぼられた」と勘違いして揉めないように気を付けて下さい。
また、高速道路を使った場合は、その通行料を払う必要もあります。
ほとんどのタクシーがセダンタイプですが、BMXならハンドルを畳んで両輪を外せば、トランクに一台と二台分のホイール、後部座席に一台を入れることで、二人二台まで乗ることが出来ます。
日本のタクシーほど汚れを気にはしませんが、トランク内や座席を汚さないように、輪行袋に入れた方が良いでしょう。
もたもたしていると露骨に嫌がられことがあるので、タクシーを拾う前にきちんと準備をしておきましょう。
ちなみに、運転手は英語が全く通じないことが多いので、何かイレギュラーなことがあった場合には、翻訳アプリ等を駆使して、筆談して頑張って下さい。
≪帰り方≫
Woodwardの受付でお願いすれば、結構遠い最寄の地下鉄の駅まで送ってくれる可能性もありますが、確実ではないので、帰りもタクシーを使うと考えていた方が良いでしょう。
近くの道を流しているタクシーはぼぼ存在しないので、Woodwardの受付か、リゾートセンター内のホテルの受付の人に呼んでもらうことになります。
自分たちは、Woodwardの営業が終わった後にも屋外のパークで乗り、帰る時になってホテルの受付でお願いしました。
ホテルの人はとても親切で、すぐに対応してくれたのですが、時間が遅くなり過ぎたこともあってか、近くにいるタクシー運転手が「酒を飲んじゃった」だとか、「もう寝ちゃった」だとかで捕まらず、ここには書けない裏技を使って帰りました。
そうならないように、帰る時間を決めておいて、早めにお願いした方が良いでしょう。
その際には、下の文章を書き写したメモを見せれば通じると思います。
「我△点要离开这里,回到○○去。
您能不能帮我预约出租车?
(我没有手机。)」
「私は△時にここを出て、○○に帰りたいです。タクシーを予約してもらえませんか?(私は携帯電話をもっていません。)」と書いてあります。
「△」には出発時間を、「○○」には宿泊施設名や住所、もしくはその近くの地下鉄の駅などを書いて下さい。
「携帯電話を持っていない」と書いたのは、予約時に自分の電話番号を伝える必要があるからです。
持っていないと言えば、ホテルの番号などで予約してくれると思います。
タクシーに乗った後は、「请到○○」と書いたメモを見せればokです。
早めにお願いし忘れて、帰る時になって頼むなら、「△時」の代わりに「现在」と書きましょう。
ちなみに自走で帰れないこともないですが、危ない運転の車が突っ走る街灯の無い道を数10km走らなきゃならないので、命を落とす覚悟をした上で自己責任でお願いします。
以上、Woodward北京への行き方と、そこから市街地への帰り方でした。
何度も書いているように、市街地からかなり遠くて公共交通機関も使えないので、少しハードルが高いですが、この記事で紹介したメモを使いながらタクシーに乗れば何とかなると思います。
前の記事で紹介したように、素晴らしいパークなので、是非遊びに行って下さい!
2014年3月5日水曜日
Woodward北京 その1 パークの紹介
北京旅行中に、Woodward北京(Woodward Beijing)にも乗りに行きました。
屋内・屋外にたくさんのセクションがあるめちゃめちゃ面白いパークだったのですが、北京市街からかなり離れた所にあって、行くのも帰ってくるのもなかなか大変でした。
ということで、このブログでは、今後誰かが行く時の為に、パークの紹介をすると共に、行き方・帰り方についても記事にしたいと思います。
まずは、パークの紹介と利用上の注意についてです。
≪Woodward北京について≫
Woodward北京は、北京南郊の大兴区(大興区)に所在する「北京星明湖度假村」(「时尚体育公园」とあるタブをクリックするとWoodwardの写真も見られる)という、宿泊施設に会議室やテニスコート・バスケコートなどのスポーツ施設を兼ね備えたリゾートセンターの中にあります。
先程書いた通り、市街地との往復に困難を伴う農村地帯にあるので、次の記事でその方法を紹介します。
営業時間は、水曜日~日曜日の10時~18時で、17時以降は入場できなくなるようです。
ただ、春節(旧正月)の時期等、月・火曜日の定休日以外にも休業することがあるので、電話(+86- 10-89232289)したり、ローカルライダーに聞いたりして確認しておいた方が良いでしょう。
中国語が出来なかったり、知り合いがいなかったりすると、どちらの方法も難しいので、Flourish BMX Shop経由で連絡をいただければ、こちらで調べてお伝えします。
食べ物に関しては注意が必要です。
リゾートセンター内にはホテルに付属したレストランしかなく、営業時間も昼は11時半~14時と短いので、乗ってる最中に食べる物は、市街地で買って持って行った方が良いです。
ホテルの売店で、カップ麺やクッキーを買って、レストランでお湯をもらうこともできますが、種類が少ない上、何時売り切れてもおかしくない程度の在庫しかありませんでした。
飲み物は、Woodwardの受付で水やコーラ等のペットボトルを買えます。
トイレはホテルのロビーにあるので、そちらを使えば大丈夫です。
≪パークの利用方法≫
パークには、屋内にスケートライトでできたストリート・ボール・バート・ジャンプランプの各セクションが揃っていて、屋外にもコンクリートのストリートセクションがあります。
これが屋内のパークの外観です。
写真の矢印の方向にあるスロープの先のドアを入ると、正面に受付があるので、そこで氏名・メールアドレス・パスポート番号等を記入して、使用料を払えば遊ぶことができます。
僕らが行った時は、使用料は98元(日本円で1650円くらい)でしたが、時期によって変わることもあるみたいです。
バックパックとヘルメットを入れられるサイズの鑰付きのロッカーがあるので、荷物はそちらに入れることができます。
ヘルメット着用は義務ではなさそうでしたが、セクションが大きいボール・バート・ジャンプランプでは着用して乗ることを強くお勧めします。
平日は殆ど人がいないので、倒れていてもすぐに気が付いてもらえない可能性がありますし、病院に行っても中国語が出来ないとかなり大変でしょう。
また、中国の医者は日本より適当な事が多く、そもそも近くに設備がそろった病院があるかも怪しいので、怪我には本当に気をつけて下さい。
≪屋内≫
① ストリート
写真の通り、かなりたくさんセクションがあります。
多種多様のバンクにBoxにレールと、ここだけで遊んでも、一日の滞在では足りない位です。
ただ、ワックスの使用が禁止なので、Boxでのグラインドはあまり滑りません。
② ボール
僕はボールでまともに乗れないのですが、絶妙なRで、軽く流して走るだけでも気持ちよかったです。
上手い人は色々なライン取りを楽しめそうです。
③ バート
でかいです。とにかくでかいです。
自分にとってはただの怖い滑り台でした。
奥はスポンジプールになっています。
④ ジャンプランプ
左からレジー・スポンジ・スケートライトと、三種類のジャンプランプで遊ぶことができます。
また、レジーの奥にある橋からスポンジプールに飛び降りることもでき、ステアの練習もできます。
人生初のスポンジということで、たくさん飛んで色々遊ぶ予定だったのですが、助走のバンクで未体験のスピードが出て、何もしなくてもかなりぶっ飛んでしまうのにビビって、数回飛んだだけでやめてしまいました。
普段あまり大きなジャンプを飛んだことがない人は、ジャンプに慣れて技の練習ができるようになるまで、結構時間がかかるかもしれません。
≪屋外≫
屋内だけでなく、屋外にもコンクリートのストリートセクションからなるパークがあります。
先に受付で使用料さえ払っていれば、営業時間終了後も乗れるようでした。
ただ、電灯がないので、日が落ちると真っ暗になって乗れなくなります。
屋内と比べると見劣りしますが、こちらもここだけで一日遊べる面白いパークです。
長々と書いてきましたが、Woodward北京の紹介と利用上の注意は以上になります。
海彦の映像を撮ったので、ストリートと合わせた北京Editが近日中に公開されると思います。
是非そちらで実際に乗っている様子を見て下さい!
次の記事「Woodward北京 その2」で、市街地からの往復の仕方を紹介するので、そちらも併せてご覧下さい。
屋内・屋外にたくさんのセクションがあるめちゃめちゃ面白いパークだったのですが、北京市街からかなり離れた所にあって、行くのも帰ってくるのもなかなか大変でした。
ということで、このブログでは、今後誰かが行く時の為に、パークの紹介をすると共に、行き方・帰り方についても記事にしたいと思います。
まずは、パークの紹介と利用上の注意についてです。
≪Woodward北京について≫
Woodward北京は、北京南郊の大兴区(大興区)に所在する「北京星明湖度假村」(「时尚体育公园」とあるタブをクリックするとWoodwardの写真も見られる)という、宿泊施設に会議室やテニスコート・バスケコートなどのスポーツ施設を兼ね備えたリゾートセンターの中にあります。
先程書いた通り、市街地との往復に困難を伴う農村地帯にあるので、次の記事でその方法を紹介します。
営業時間は、水曜日~日曜日の10時~18時で、17時以降は入場できなくなるようです。
ただ、春節(旧正月)の時期等、月・火曜日の定休日以外にも休業することがあるので、電話(+86- 10-89232289)したり、ローカルライダーに聞いたりして確認しておいた方が良いでしょう。
中国語が出来なかったり、知り合いがいなかったりすると、どちらの方法も難しいので、Flourish BMX Shop経由で連絡をいただければ、こちらで調べてお伝えします。
食べ物に関しては注意が必要です。
リゾートセンター内にはホテルに付属したレストランしかなく、営業時間も昼は11時半~14時と短いので、乗ってる最中に食べる物は、市街地で買って持って行った方が良いです。
ホテルの売店で、カップ麺やクッキーを買って、レストランでお湯をもらうこともできますが、種類が少ない上、何時売り切れてもおかしくない程度の在庫しかありませんでした。
飲み物は、Woodwardの受付で水やコーラ等のペットボトルを買えます。
トイレはホテルのロビーにあるので、そちらを使えば大丈夫です。
≪パークの利用方法≫
パークには、屋内にスケートライトでできたストリート・ボール・バート・ジャンプランプの各セクションが揃っていて、屋外にもコンクリートのストリートセクションがあります。
これが屋内のパークの外観です。
写真の矢印の方向にあるスロープの先のドアを入ると、正面に受付があるので、そこで氏名・メールアドレス・パスポート番号等を記入して、使用料を払えば遊ぶことができます。
僕らが行った時は、使用料は98元(日本円で1650円くらい)でしたが、時期によって変わることもあるみたいです。
バックパックとヘルメットを入れられるサイズの鑰付きのロッカーがあるので、荷物はそちらに入れることができます。
ヘルメット着用は義務ではなさそうでしたが、セクションが大きいボール・バート・ジャンプランプでは着用して乗ることを強くお勧めします。
平日は殆ど人がいないので、倒れていてもすぐに気が付いてもらえない可能性がありますし、病院に行っても中国語が出来ないとかなり大変でしょう。
また、中国の医者は日本より適当な事が多く、そもそも近くに設備がそろった病院があるかも怪しいので、怪我には本当に気をつけて下さい。
≪屋内≫
① ストリート
写真の通り、かなりたくさんセクションがあります。
多種多様のバンクにBoxにレールと、ここだけで遊んでも、一日の滞在では足りない位です。
ただ、ワックスの使用が禁止なので、Boxでのグラインドはあまり滑りません。
② ボール
僕はボールでまともに乗れないのですが、絶妙なRで、軽く流して走るだけでも気持ちよかったです。
上手い人は色々なライン取りを楽しめそうです。
③ バート
でかいです。とにかくでかいです。
自分にとってはただの怖い滑り台でした。
奥はスポンジプールになっています。
④ ジャンプランプ
左からレジー・スポンジ・スケートライトと、三種類のジャンプランプで遊ぶことができます。
また、レジーの奥にある橋からスポンジプールに飛び降りることもでき、ステアの練習もできます。
人生初のスポンジということで、たくさん飛んで色々遊ぶ予定だったのですが、助走のバンクで未体験のスピードが出て、何もしなくてもかなりぶっ飛んでしまうのにビビって、数回飛んだだけでやめてしまいました。
普段あまり大きなジャンプを飛んだことがない人は、ジャンプに慣れて技の練習ができるようになるまで、結構時間がかかるかもしれません。
≪屋外≫
屋内だけでなく、屋外にもコンクリートのストリートセクションからなるパークがあります。
先に受付で使用料さえ払っていれば、営業時間終了後も乗れるようでした。
ただ、電灯がないので、日が落ちると真っ暗になって乗れなくなります。
屋内と比べると見劣りしますが、こちらもここだけで一日遊べる面白いパークです。
長々と書いてきましたが、Woodward北京の紹介と利用上の注意は以上になります。
海彦の映像を撮ったので、ストリートと合わせた北京Editが近日中に公開されると思います。
是非そちらで実際に乗っている様子を見て下さい!
次の記事「Woodward北京 その2」で、市街地からの往復の仕方を紹介するので、そちらも併せてご覧下さい。
陈田 a.k.a Doggy Tian
北京で一緒に乗ったMerrittのInternationalライダーの陈田 a.k.a Doggy Tianの動画です。
「iBMX × Black Party」(西城区鼓楼西大街138号・道路の南側 → 东城区交道口南大兴胡同83号)というBMXショップのローカルなので、北京に行った時は是非お店を訪ねて、ローカルライダー達と一緒に乗ってみて下さい。
だいたいいつも、夜の7時くらいから11時くらいまで、ストリートで乗っているみたいです。
Doggy以外にも、上手いライダーや面白いライダーがたくさんいるので、楽しいライディングになること間違いなしです!
何より北京ライダーたちの自走には衝撃を受けるはずです!
Shopのボスの陈博文(Chen Bowen・ちぇん ぼーうぇん)は英語が話せるので、中国語が出来なくてもコミュニケーションが取れると思います。
Doggy Tian - Welcome to Merritt from Evo Distribution on Vimeo.
MERRITT - Doggy Tian 2013 winter mixtape from Evo Distribution on Vimeo.
グラインドとバー系が上手くて、スタイル出まくりだし、背も高くて迫力あるしで、めちゃめちゃ格好良いライダーでした。「iBMX × Black Party」(
だいたいいつも、夜の7時くらいから11時くらいまで、ストリートで乗っているみたいです。
Doggy以外にも、上手いライダーや面白いライダーがたくさんいるので、楽しいライディングになること間違いなしです!
何より北京ライダーたちの自走には衝撃を受けるはずです!
Shopのボスの陈博文(Chen Bowen・ちぇん ぼーうぇん)は英語が話せるので、中国語が出来なくてもコミュニケーションが取れると思います。
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